日本共産党
川崎市議会議員(中原区)

市古次郎

ブログ
2021年12月20日

一般質問③ 市立学校へのCO2モニター配置について

※正式な議事録ではありません。

市立学校へのCO2モニタ配置について教育次長へ伺います。

設問1

 新型コロナウイルスはどのように感染するかという点について厚生労働省のホームページには「感染者の口や鼻から、咳、くしゃみ、会話等のときに排出される、ウイルスを含む飛沫又はエアロゾルと呼ばれる更に小さな水分を含んだ状態の粒子を吸入するか、感染者の目や鼻、口に直接的に接触することにより感染します。一般的には1メートル以内の近接した環境において感染しますが、エアロゾルは1メートルを超えて空気中にとどまりうることから、長時間滞在しがちな、換気が不十分であったり、混雑した室内では、感染が拡大するリスクがあることが知られています」

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 としてエアロゾル感染を説明し、換気が不十分であると感染リスクが高まることを明記しています。

 私達は先の代表質問で市立学校への感染対策、換気の見える化の為にCO2モニタ配備を要望いたしましたが、その後の対応状況を伺います。

答弁1

 学校へのC02モニターの配置についての御質問でございますが、

 C02濃度の測定につきましては、これまでも学校環境衛生基準に基づき、学校薬剤師による年2回の定期検査や必要に応じた臨時検査を実施しているところでございますが、学校における新型コロナウイルス感染症対策のさらなる充実を図るため、教育委員会で一括購入したC02モニターを10月中旬から下旬にかけて各校へ1台配置したところでございます。

設問2

 まず、新型コロナウイルス感染症対策のさらなる充実を図ることを目的として各学校へ配置したことについては賛同したいと思いますが、学校につき1台ということです。どのような使用を想定して配備したのか伺います。

答弁2

 C02モニターについての御質問でございますが、

 学校全体の換気状態の目安とできるよう、普通教室等に設置し、設置場所のC02濃度が高まった場合に設置場所以外の教室等も含め換気の徹底を促す等、学校全体の換気対策を強化するタイミングの目安として活用しております。また、配置したC02モニターは充電式で持ち運べますことから、普通教室だけでなく、窓やドアが一つしかない部屋、体育館、武道場、更衣室等の空気がこもりがちな場所も積極的に機会を捉えて測定するよう、各学校に周知しているところでございます。

設問3

 普通教室に置くことを想定されていながら、空気がこもりやすい場所も積極的に測定するとなりますと、いずれかの学年、クラスが体育館や武道場等、換気が悪い場所を使用する際にモニタを、そこへ持ち込むことになり、普通教室に配置することはかないません。

 平間小学校では、企業と連携して全教室にCO2モニタを配備する実証実験を行なっているとの報道がありました。

川崎市立平間小学校がCO2濃度、影響を検証 3者連携で実証実験 | 中原区 | タウンニュース (townnews.co.jp)

 室内環境の可視化による感染対策においての適切な換気に加えて、CO2濃度が見えることにより子ども達のCO2への興味、意識が高まり、環境面への感心が高まるきっかけとなる相乗効果を生んでいるようです。しかし配備がたった1台だけとなりますと、児童生徒の学校生活の中心である普通教室ではなく、先生方が集まる職員室に置いたまま。という学校もあるとお聞きしています。

(ディスプレイお願いします)

 文科省は「学校施設の換気設備に関する調査結果報告書第2章 換気設備計画の立案」の中で【幼稚園・低学年1時間あたり0.011立方メートル】【高学年・中学生1時間あたり0.016立方メートル】【高校生・大人1時間あたり0.022立方メートル】と分類して一人あたりのCO2呼出量を算出、それに伴って分類ごとの一人あたりの必要換気量の計算式を公表しています。つまり、CO2吐出量、学年によって二酸化炭素を吐き出す量が違うわけですから、換気のタイミングも異なってくるわけです。そうしますとやはり1台では足らないのではないでしょうか? 全教室配備するべきだとは思いますが、例えば、まずは6年生、中学・高校3年生といった最上級生の教室と職員室等、CO2吐出量に応じた複数の換気の見える化が感染対策としても必要と考えます。今後の追加配備についての検討状況を伺います。

答弁3

 C02モニターの追加についての御質問でございますが、配置して間もない状況でありますことから、まずは配置した1台を、各学校の状況に応じて有効に活用していきたいと考えており、追加につきましては、活用状況や学校からの意見・要望等を踏まえ、必要に応じて検討してまいりたいと考えております。

要望

 感染対策として有効に活用するためには、1台だけでは不十分であると思います。これから冬本番、冷え込む時期に窓を開けっぱなしにするような換気ではなく、CO2吐出量に見合った教室ごとの効果的な換気を行うことで、感染対策の強化に加え、子ども達の体調への影響を和らげることや暖房効率を上げる効果も期待できます。

ぜひとも配備された学校からの要望、実証実験等を行っている学校の結果等、学校現場の声を良く聞き、最初の答弁にあった、学校における新型コロナウイルス感染症対策の更なる充実に取り組んでいただくことを要望して、次の質問に移ります。


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