日本共産党
川崎市議会議員

市古次郎

ブログ • 未分類
2019年6月2日

非日常を日常に

5月とは思えない、うだるような暑い日が少し落ち着いたと思ったら九州南部は梅雨入り、暦は早くも6月でございます。

5月30日、31日と所属する総務委員会が開かれ、所轄理事者(※理事者とは… 市長や局長など、執行機関の説明者として本会議や委員会に出席する人を言います)

事業概要説明(例えば経済労働局は産業政策、国際経済推進、産業振興、都市農業、イノベーション、労働雇用、公営事業、中央卸売市場等、多岐に渡る事業の概要説明)

また、より具体的な所轄事務の報告も行なわれました。

ここでは2点だけ、ご報告させていただきます。

川崎市教育文化会館及び川崎市立労働会館の再編整備に関する基本構想について

タイトルが長すぎますが、簡潔にまとめますと、老朽化した教育文化会館を取り壊し、その機能を労働会館とカルッツ川崎に移管する再編整備についての報告でした。

驚いたのが、富士見中学の校庭が狭く、体育祭をするために近隣のグラウンドを借りようとしても、競合となるため日程調整に苦労することもあったとか(富士見中出身の方々ご存じでしたか?)。教育文化会館が取り壊された後には、富士見中学の運動場として、更には公園としての機能を持たせる広場にするとのこと。

今後も生徒数の増加が見込まれる富士見中学。生徒達の為のグラウンド確保には賛同しますが、懸念事項も。教育文化会館の機能が労働会館に移転されるわけですが、労働会館の敷地面積に変更はない為、移転という名の集約になるわけです。これにより300人クラスの大会議室がなくなります。これは事前に行なわれたパブリックコメント(政策を実施する上で市民からの意見公募)でも大会議室は必要という意見が数件寄せられ、実際に市側の資料でも教育文化会館にあった8つの会議室のうち、一番利用率が高かったのが大会議室です(利用率69% 平均46%)。

川崎区選出の片柳議員も17年12月議会の一般質問で、大会議室機能の代替え案(川崎市役所第4庁舎にある定員286人のホールの活用)を検討するべきと取り上げています。今回の総務委員会では宗田団長を始め、他会派からも同様の要望がだされました。利用する市民にとって利便性の良い施設、再整備になるよう、今後の動向を注視してまいります。

川崎市HPより

http://www.city.kawasaki.jp/170/cmsfiles/contents/0000016/16366/fujimikossi.pdf

等々力緑地再編整備事業におけるPFI法に基づく民間提案について

等々力緑地について、まるごと企業に再整備を企画、運営、維持管理をしてもらうという事業のお話です。

PFI法とは…民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律

さらにPFIとは…民間の資金力と経営能力・技術力(ノウハウ)を活用し、公共施設の設計、建設、改修、更新や維持管理・運営を行なうもの

今年3月の市側の報道発表では、マーケットサウンディング(対話を通じ、事前に広く意見や提案を求める対話型の市場調査のこと)を経て東京急行株式会社(以下東急)の提案に対する審査、検討の段階に入ったとのこと。

懸念事項として、この再整備計画の過程において住民の意向がしっかり反映される仕組みになっているか?例えば根強い声として過去には署名、陳情が上がった市民プールの復活(現在中原区の市民プールは平間プールのみ)があります。

加えて都市公園法によると、都市公園とは公共のオープンスペース、ヒートアイランドの緩和等、都市環境の改善、生物多様性の確保の為緑地を保全をしなければならず、建ぺい率も2%と定められています。特例として休養施設、運動施設、教養施設、災害応急対策に必要な施設が設置される場合は10%まで。しかし、既に等々力緑地の建ぺい率は11.02%ということが宗田団長の質問で明らかに。

東急様が掲げるコンセプト「非日常を日常に」はたして市民の開かれたオープンスペースである公園に、どこまで非日常が必要なのか?
本件の再整備の根拠となるPFI法では、12条にて事業契約、種類、金額の締結時、議会の議決が必要と定めています。今後も総務委員会、議会を通じて市民の皆様の意向がしっかり反映されるよう注視して参ります。

http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/0000105/105016/pfiteian.pdf

と、ここまで書いて実はこの記事、書き始めたのは5月31日の夜。合間合間に書いて、2日遅れでようやくここまで辿り着きました。根拠となる法令、条文、当たり前のように飛び出してくる横文字の意味を調べ、ある意味先週の総務委員会の、私にとっての復習も兼ねた記事。

ここまで辿り着いた方、本当におつかれさまです。

まだまだ勉強不足を痛感しています。何か事実と異なる点がありましたら、なんなりとご指摘ください。

二つの報告の共通点は、「市民館」「公園」市民の皆様の貴重な公共財産です。

「住民の声が反映される事業を」

要するに、書きたかったのはこの部分です。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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