日本共産党
川崎市議会議員

市古次郎

ブログ
2019年9月29日

決算審査特別委員会 質疑その①

 9月18日から約2週間にわたり行なわれた決算審査。何度か当ブログでもご説明していますが、18年度の予算の決算内容について質疑をするというものです。

 例えば、我が家では昨年ボタンが押せなくなり購入した電子レンジがあります。果たして、本当にその買い物は適正だったのか?買い物執行者の妻に質問を…

昨年購入した多機能電子レンジについて

質問①
スチーム機能の必要性について

 スチーム機能が付き多彩なメニューが搭載されていますが、私は「あたため」しか使用したことがありません。本当にスチーム機能は必要だったのでしょうか?伺います。

答弁①

 …。

 やめておきます。他の旦那さん達も決して真似しませんように。

 というわけで、以下9月18日に行なわれた総務委員会分科会での決算審査特別委員会での質疑です。


溝の口『てくのかわさき』にある
就業マッチング事業

7款5項1目雇用労働福祉費の就業マッチング事業費について

質問①
いわゆるブラック企業対策について

 先日キャリアサポートかわさきを視察させていただき、市が行う就業マッチング事業を勉強させていただきました。まず、いわゆるブラック企業対策をどのように行っているのか、伺います。

答弁①

 「キャリアサポートかわさき」における取組についての御質問でございますが、「キャリアサポートかわさき」における求人開拓につきましては、求人開拓員が企業訪問により、法令の順守など十分に聞き取り調査を行い、求人内容を確認するほか、必要に応じてハローワーク、労働基準監督署との意見交換を行うなど、細やかな注意を払いながら職業紹介を行っているところでございます。

質問②
3年後離職率の情報公開について

 ありがとうございます。ある株式会社が運営する認可保育園で働く保育士の方のお話では、求人情報とは違う8時間半労働、休憩はほとんどなし、残業代は支払われず、約1年間でその保育園を退職する職員は半数近い13名。足らなくなった人員はすぐに補填され、働く人たちの使いまわし、使い捨てともとれる現状が常態化しているとお聞きしました。ぜひとも法令順守について十分な聞き取り、調査、ハローワーク、労基署との連携を強化していただきたいと思います。それに加えて今お話しした保育園の例のように、ブラック企業を見分ける一つの指標として、法人の採用者数と離職者数が重要と考えています。キャリアサポート川崎のホームページ上にある企業向け採用求人票には採用、離職者数の記載項目がありません。多くの大学生に活用されている情報誌、就職四季報では就活で必要な企業情報として3年後の離職率を掲載しています。キャリアサポートかわさきの採用求人票においても3年後離職率を情報公開するべきと思いますが。伺います。

答弁②

 採用求人票についての御質問でございますが、記載項目につきましては、職業安定法第5条の3により職業紹介事業者が求職者に明示すべき事項に基づくものでございます。求人開拓にあたりましては、法令の遵守などについて、十分な聞き取り調査を行うとともに、求人が新卒者等「若者雇用促進法」の対象である場合には、同法に基づき「青少年雇用情報シート」の提出をいただいているところでございます。「キャリアサポートかわさき」におきましては、これらの求人情報を、キャリアカウンセラーから直接求職者に情報提供するとともに、きめ細やかなアドバイスを行っているところでございます。

質問③
年齢制限の撤廃について

 ありがとうございます。実際に青少年雇用情報シートを見させていただき、直近3事業年度の採用、離職者数の項目も確認いたしました。これを使用して登録者へ情報提供しているとのことですので、安心いたしました。しかし、求人が新卒者等「若者雇用促進法」の対象である場合には、という答弁でしたが、若者雇用促進法でいうところの対象となりますと、「35歳未満、ただし個々の施策、事業の運用状況等に応じて45歳未満まで」と基本方針で示されています。重要な企業情報を知る権利に年齢制限は必要ないのではないでしょうか、川崎市独自で年齢制限の撤廃をするべきと考えますが、伺います。

答弁③

 若者雇用促進法についての御質問でございますが、対象年齢につきましては、厚生労働省告示第4号「青少年雇用対策基本方針」で示されているところでございますが、本市では、求人開拓にあたりましては、求人対象年齢に関わらず、法令の順守などについて、十分な聞き取り調査を行うとともに、必要に応じてハローワーク、労働基準監督署との意見交換を行いながら職業紹介を行っているところでございます。

質問④
正規雇用の目標について

 ありがとうございます。求人対象年齢に関わらずというご答弁でしたので、引き続き幅広い就業支援をお願いいたします。次に、昨年度の実績は約966名の登録で490名の就職が決定とのことですが、490名の内、正規雇用が145名と職員の方からお聞きしました。例えば政府は就職氷河期世代の対策として、3年で30万人の正規雇用を増やす方針を打ち出しましたが、キャリアサポート川崎においては、正規雇用を具体的に何名増やすという目標は掲げないのでしょうか、伺います。

答弁④

 正規雇用の目標数値についての御質問でございますが、「キャリアサポートかわさき」におきましては、正規雇用を基本とし、「雇用形態」のほか、「勤務地」「勤務時間」「業種・職種」など、求職者一人一人の様々な二ーズに沿った就業支援を実施しているところでございます。

質問⑤
4か月後の離職率について

 ありがとうございます。目標数値を掲げなくても正規雇用が基本とのご答弁ですので、様々なニーズ、働き方があるとは思いますが、やはり不本意で非正規で働いている方々を一人でも多く、正規雇用で安心して働ける環境へマッチングしていただきますよう、要望しておきます。

 次に就職が決まった後のフォロー体制でありますが、現地でお聞きしたところ、就職が決まった方へ概ね4カ月後に就労後の状況をフォローしているとお聞きしましたが、4か月後の離職率を伺います。

答弁⑤

 離職率についての御質問でございますが、「キャリアサポートかわさき」では、定着支援を目的に、就職後4力月を目途に、キャリアカウンセラーが、現在の仕事の状況等をお伺いするとともに、必要に応じて就労定着に向けたアドバイスを行っており、直近の調査では、概ね8割の方が定着しているところでございます。

質問⑥
離職要因の把握について

 概ね8割の方が定着となりますと、490名の20%、約98名の方が4か月後に離職してしまったことになります。一つの目安として新卒の方の3年後の離職率は30%。4か月で20%は高いのではないかと感じますが、離職者の個々の離職要因について把握しているのでしょうか、伺います。

答弁⑥

 離職要因についての御質問でございますが、直近に行った調査における離職の主な要因といたしましては、「人間関係が上手くいかなかった。」「家庭事情が変わった。」「体調を崩した。」などが上げられているところでございます。

質問⑦
「はたらくためのリーフレット」について

 ありがとうございます。現地で直接スタッフさんにお聞きしたところ、調査方法はハガキなどの書面ではなく、仕事を辞めた方の声を直接聴くために電話で取り組んでいるとお聞きしまた。個々の離職要因もつかんでいるとのことですので、今後も引き続き関係機関と連携を図り、法令順守の聞き取り調査、必要な企業情報の開示、働く人を使い捨てにする悪質な企業にマッチングすることなきよう、それぞれに寄り添った就労支援を要望いたします。

 最後に我が会派も2015年に要望し2017年から実現した高校生、学生向けのブラックバイト対策冊子、「はたらくためのリーフレット」についてですが、30年度は5000部を配布したと過去に答弁がありました。学生たちへのはたらくルールを周知していくことは重要な取り組みです。今後も刷新しながら、継続していくのか、事業の方向性を伺います。

答弁⑦

 啓発活動についての御質問でございますが、アルバイトなど働く機会に接する前に、高校生等に対し、労働に関するルールについて啓発を進めることは、大変重要であると考えており、労働団体や関係機関との意見交換等を踏まえ、平成28年度末に「はたらくためのり一フレット」を作成し、市内の高校等に配布するなど、若年層に対する周知啓発の強化を図っているところでございます。今後とも、「はたらくためのり一フレット」等を通じて、幅広い啓発活動に取り組んでまいりたいと存じます。

ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

以上で質問を終わります。


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