日本共産党
川崎市議会議員(中原区)

市古次郎

ブログ
2019年12月15日

一般質問②仮称西加瀬プロジェクトについて

 質問1

 仮称西加瀬プロジェクトについてまちづくり局長に伺います。

 11月27日から1月10日までの期間で縦覧、意見公募が開始された仮称西加瀬プロジェクトですが、このプロジェクトの中で示された一部店舗、スポーツ施設を含む物流倉庫は建物敷地面積93685㎡高さ52mと大型の建築物です。ダイワハウスのHPによりますと、こういった大型物流施設はダイワハウスがDプロジェクトと称して全国に展開する物流ソリューション事業との説明があります。そして、その中でも関東エリア注目の物流センターの一つとして、この西加瀬の再開発、「Dプロジェクト小杉」が挙げられています。このページには他にも5カ所の物流センターが挙げられていますが、その他の国立府中、つくば、前橋、坂戸、新習志野のプロジェクトには全て交通アクセスの欄に、関越道、圏央道、中央道等のインターまでの距離が記されており、高速インターから近い所に建設されていることが分かるわけですが、この小杉プロジェクトのみ、その交通アクセスの欄が空欄になっています。

https://www.daiwahouse.co.jp/business/logistics/index.html#info

 つまり、注目のプロジェクトの中で唯一、近隣に高速道路が走っていない住宅地が広がる大型物流施設となるわけです。縦覧されている方法書には、1日の想定入庫台数、大型車800台との記載があり、説明を受けた近隣の町会からは騒音や安全面を不安視される声もお聞きしております。ディスプレイをお願いします。

 この開発に伴い、今まで三菱ふそうが大型トラック開発の為の部品搬送、完成後に近隣を試乗運転していたにも関わらず大型車規制があった中原12号線の大型車規制が、解体時のみの限定的な解除ではなく恒久的な解除になるとお聞きしました。過去に民間の再開発をきっかけに近隣道路の大型車の規制が解除される事例があったのか事前にお聞きしましたが、川崎市の事業においても、神奈川県警が中原区、幸区、川崎区の案件を調べてみても事例がないというご報告を頂きました。現時点で今回の中原12号線大型車規制解除に伴う対策、道路拡幅等の詳細を伺います。

答弁1

 道路拡幅等の取組についての御質問でございますが、市道中原12号線につきましては、これまで事業者に対し、周辺の交通環境への影響等を配慮した計画となるよう指導調整を行ってまいりました。

 現在、道路管理者や交通管理者との協議により整備の詳細が検討されておりますが、大型車の通行可能な幅員を開発区域側でセットバックし確保するとともに、有効幅員2メートル以上の歩道を再整備する計画で調整を進めていると、事業者から伺っております。

質問2

 ありがとうございます。詳細は検討中とのことですが、北加瀬地域の閑静な住宅街の目の前を始めて大型車が通行するわけですから、今後も動向を注視させていただきます。次に車両出場ルートは一カ所となっており、入庫した全ての車両が苅宿小田中線を関東労災病院方面へ左折して出庫することになります。この道路付近には西加瀬老人憩いの家、子ども文化センター、障害者の通所施設、新たに認可保育園も4月に開園予定、道路を横断する形で子ども達の通学路にもなっています。ここに想定台数1日最大で大型車800台、小型車900台、合わせて1700台の通行が増える可能性が出てきたわけです。西加瀬歩道橋がある西加瀬交差点は変則的な五差路の為、危険な交差点との声をお聞きします。子ども達は登下校時には歩道橋を使うのですが、放課後や休日は横断歩道を使わず横断歩道がない場所を平面横断する場面を散見します。近くに老人憩いの家、障害者通所施設があることを鑑みれば、歩道橋だけでは安全対策は不十分ではないでしょうか、間もなく上屋の解体作業も始まるとお聞きしました。ダイワハウスが進める大型物流施設事業で唯一近隣に高速インターがない近隣に住宅街が広がること、大型トラックの生産を続けていた三菱ふそうが操業していても大型車解除されることがなかった中原12号線の大型車規制解除されることなど、この西加瀬プロジェクトは周辺地域の環境を大きく変えてしまう危険性があります。今後本市として、もともとの地域課題である安全対策や、騒音等の環境維持について、どのように取り組んでいくのか、伺います。

 答弁2

 周辺の環境維持等についての御質問でございますが、現在、手続きが進められております環境影響評価手続きにおいて、今後、周辺環境への影響及び必要な対策が公表される予定でございます。

 今後、その結果に基づき必要な対策を行うよう事業者に対し指導してまいります。

 質問3

 ありがとうございます。ぜひとも環境維持に基づいた事業者への必要な対策を行うよう指導をお願いいたします。最後に防災に関する取組、及び公園広場についてですが、9月の決算審査特別委員会でも触れさせていただきました、西加瀬地区周辺には耐震性に劣るとされる昭和56年以前に建築された旧耐震基準の木造建築が密集し、中でも苅宿町会周辺は火災発生時に延焼の危険性が高く、指定避難場所となっている苅宿小学校も延焼範囲内に入っています。周辺地域の抱える防災の観点でいきますと、公園広場等が一時避難場所にもなるような、マンホールトイレ、かまどベンチ等、防災設備設置の方向性は歓迎いたします。このプロジェクトには、約5000㎡と1000㎡の公園、広場が計画されていますが、それぞれどのような公園、広場を想定しているのか、その後の決定プロセスにおいて、近隣住民の意見を聞く機会があるのかも含めて伺います。

 答弁3

 公園・広場についての御質問でございますが、

 事業者からは、現時点で具体的な計画内容は決まっていないと伺っておりますが、本市の「西加瀬地区における大規模工場跡地の士地利用誘導の基本的な考え方」に基づき、地域防災力の強化に資する公園・広場等となるよう、事業者を誘導してまいります。また、整備計画の検討にあたっては、周辺町会などを通じて、住民二ーズの把握も行いながら進めるよう、事業者に対し、指導してまいります。

 ありがとうございます。ぜひ住民の声に耳を傾けて頂き、地域に開かれたオープンスペースとなるよう要望し、引き続きこのプロジェクトについては注視させていただきまして次の質問に移ります。

※以下、縦覧が始まった(仮称)西加瀬プロジェクトに係る条例環境影響評価方法書となります。

http://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000112456.html


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