日本共産党
川崎市議会議員(中原区)

市古次郎

ブログ
2022年4月9日

徹底再現川崎市議会テーマ③河川敷にドッグランを

議長 次の市民の発言を認めます。

市民 議長。

議長 次の市民の方。

※ご発言いただいた市民の方のお名前等は伏せさせていただきます。

市民 こんにちは、○○です。今回お願いしたいことはドッグランの新設です。犬より人のことを、と思う方も多いと思うので、少し背景を説明させてください。

 私は六年前に結婚して川崎市に引っ越してきました。元々子どもを持つ気がなかったので、ずっと二人で暮らしていくつもりでした。

 それまでは結婚してからも独身と独身が同居しているような生活でしたが、縁があって犬を二匹迎え入れることができてからは、犬を中心に家庭を築いていると思っています。大切な家族であり、犬たちを生涯幸せにすることが飼い主のつとめだと思っています。

 これは私個人の話でしたが、今そのような価値観をもつ家庭は多いのではないでしょうか。武蔵小杉や新丸子でも、ペット可の物件はありますし、新しくできたサードアベニューにはペットショップが入っています。ですので、犬の生活を向上させることが川崎市の価値につながるのではないでしょうか。川崎市には多摩川の河川敷という素晴らしい財産があり、休日には家族連れがピクニックをしていたり、お子さんたちが野球をしています。

 広くさまざまな家族に、つまり犬を飼っている家族にも、河川敷の活用が許されると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

川崎市 議長。

議長 川崎市。

川崎市 ドッグランの設置要望についてでございますが、河川敷のオープンスペースの有効活用や総合公園におけるにぎわいの創出など、多様化する市民ニーズへ対応するための一つの手法と考えられますことから、民間活力の導入や多様な主体との連携を進める中で、他都市の事例も参考としながら調査研究してまいります。以上でございます。

市古  議長。

議長  市古議員。

市古 今日の議会で初めて前向きなご答弁のように聞こえました。このドッグラン設置要望については、他党からも繰り返し設置要望が届いており、市民ニーズの高さが窺えます。しかし、答弁は「調査研究」「検討」を繰り返すだけで実現にはいたっていません。例えば、現在三菱ふそうグリーンガーデンとなっている平間配水場跡地にも再整備の際にドッグラン設置要望がありました。その際、なんとご答弁されたのか、伺います。

川崎市 議長。

議長 川崎市。

川崎市 平間配水場有効利用についてのご質問でございますが、ドッグランの整備につきましては、当該緑地は事業者と調整の上、多目的に利用できる空間の整備に取り組んでおり、ドッグラン等の専用施設を整備することは難しいと考えておりますが、御要望につきましては事業者に情報提供をしてまいります。以上でございます。

市古 議長。

議長 市古議員。

市古 事業者にドッグラン設置要望についての情報提供を行なったが、結果実現しなかった。つまり、最初のご答弁にもありましたが、民間活力の導入ありきで設置を検討しているだけでは、民間事業者が乗り気にならなければ、どれだけ市民ニーズがあろうとも、いつまでたっても実現しないことになります。民間ありきではなく、市の土地で、市が直営で公共施設として設置することも視野にいれなければなりません。そこでまずは新たな公共施設の可能性について伺いたいと思いますが、ディスプレイお願いします。

グラフ

低い精度で自動的に生成された説明

市古 東洋大学がおこなった調査によりますと本市は「市民1人あたりの公共施設面積」が政令市ワースト4番目となっており、結果、市営住宅は全く足らず、応募倍率は19倍、人口当たりの図書館も少なく、何度も市民から図書館新設の陳情、請願が提出されています。しかし、昨年末に示された、川崎市の土地や施設、資産を今後どうしていくのかが示されている、資産マネジメント第3期計画では、どのような方針を掲げているのか伺います。

川崎市 議長。

議長 川崎市。

川崎市 資産マネジメント第3期計画についてのご質問でございますが、人口減少、厳しい財政環境を見据え、施設の長寿命化、資産保有の最適化、財産の有効活用の観点から検証を行ない、公共施設の最適化を図って参ります。

市古 議長。

議長 市古議員。

市古 次のディスプレイお願いします。

ダイアグラム

自動的に生成された説明

市古 これがその資料の一部です。財産の有効活用の方針では「施設適正配置の検討を行いつつ土地の売却」とあり、実際に高津区では、動物愛護センター跡地等を民間に売却する事例が相次いでいます。一つディスプレイを戻していただいて、

グラフ

低い精度で自動的に生成された説明

市古 お示しした通り、1人あたりの公共施設面積が少ない本市であるにもかかわらずです。市民が必要だと言っている声に耳を傾けず、市民の財産である公有地を売却することは許されません。そもそも、人口減少、厳しい財政環境という前提を挙げていますが、次のディスプレイお願いします。

カレンダー

自動的に生成された説明

市古 本市の統計では、人口減少が始まるのは30年後です。現時点で、他都市より遅れている市民サービスを実現する為に必要不可欠な公有地を、今から売り払う方針を打ち出すというのは全く逆行しています。

 豊かな財政の議論については、のちほど少し触れますが、人口減少、厳しい財政環境というそもそもの前提が成り立っていないこと、その前提に立っての行政運営は改めることを指摘しておきます。

 議論をドッグランに戻します。ドッグラン設置については、もう一点、重要な課題があります。「近隣住民の理解」です。住宅街に隣接した本市の都市公園では、等々力緑地ほどの大きな公園でないと、近隣住民の理解が得られない可能性があります。現に本市が運営する唯一のドッグランは近隣に住宅街がない、川崎最南端の東扇島に設置されています。

 ですが、今回、市民の方から届いた要望は公園内ではなく、「河川敷にドッグラン設置を」というものです。最初のご答弁では「多様化する市民ニーズへ対応するための一つの手法と考えられる、他都市の事例も参考に調査研究」ということでしたので、私も調査を行いました。今日ご紹介したいのは、多摩川河川敷に唯一ドックランを設置し試験運用を行なった狛江市のドッグランについてです。次のディスプレイお願いします。

屋外, 民衆, 建物, 立つ が含まれている画像

自動的に生成された説明

市古 場所は多摩水道橋の麓、現在、台風19号の影響で臨時休業中となっていますが、2019年1月に狛江市がまとめた中間報告書によりますと、運営形態は狛江市直営、利用料金は無料、敷地面積は約900㎡、小型犬エリアとフリーエリアに区分され、土日、平日も含め多くの利用者が訪れていたとのことです。次のディスプレイお願いします。

テキスト

自動的に生成された説明

市古 狛江市は試験運用の目的、期待される効果について、

①市民の憩いの場である多摩川河川敷に人と人、人と犬が互いに気持ちよく楽しく利用できるレクリエーション空間を作ることにより、推進されるコミュニティの場の形成。

②犬の散歩場所として利用者が多く、それに比例して放し飼い等の犬をめぐる苦情やトラブルも通常の公園に比べ多く発生している現状から、一般利用者との棲み分けが図られ、糞の放置がなくなる等による、河川敷の安全性及び快適性の向上。

③ドッグランは単に愛犬家が自分のペットを放し飼いにするだけの場ではなく、公共空間としてお互いの基本的なマナーを守り、安心して過ごせる空間となることによる飼い主マナーの向上

④多摩川河川敷において、ドッグランがあるのは狛江市だけであることや、小田急電車内や多摩水道橋等からドッグランが一望できることから、狛江市ならではの魅力としてアピールできる、新たな魅力の創出。です。

住宅街から離れた多摩川河川敷に、市が直営で、無料で設置し、市民ニーズに応えることによって、これだけの効果が期待できるわけです。具体的な場所についても提案しておきます。丸子橋の近くにある公開緑地です。次のディスプレイお願いします。

夕日が沈む空

低い精度で自動的に生成された説明

市古 緑地面積は(次のディスプレイ)

文字が書かれた看板

中程度の精度で自動的に生成された説明

市古 753864㎡。本市が管理する占有緑地です。狛江市のドッグラン敷地面積は900㎡だったことを鑑みれば、この緑地のわずかなスペースを確保すれば実現は可能です。加えてこの場所は上流側に東横線が走り(ディスプレイ一つ戻って)、

下流側には丸子橋(ディスプレイ二つ進めて)が架かり、

屋外, 建物, 水, 大きい が含まれている画像

自動的に生成された説明

市古 まさに狛江市同様に、東横線の車窓から、丸子橋から一望できる、本市ならではの魅力をアピールすることができる最適な立地条件となります。長年に渡り多くの市民からの設置要望が届いているドッグランの設置、市が本気で取組めば、実現は十分に可能です。立地条件に適した本市が管理する土地もこうしてあるわけですから、ぜひこの新たな具体的な提案を前向きに、本腰で検討してくださること、加えてそもそも現状不足している図書館や市営住宅、市民館等の公共施設設置に対する様々な要望に真摯に耳を傾け、対応していくことを申し上げまして、今日の質問を終わります。

議長 以上で本日の議事日程を全て終了いたします。おつかれさまでございました。

あとがき

 今日、要望があった3点について、川崎市のできない理由は共通して「厳しい財政」という点です。財政について私たちは常日頃から、財政力は豊かであると主張しています。実際に財政力指数は政令市トップ、加えてディスプレイお願いします。

ダイアグラム が含まれている画像

自動的に生成された説明

 減債基金という貯め込みは他都市平均と比べて500億円多い。

 さらに本市の市税収入の大きな特徴は次のディスプレイお願いします。

グラフ, 円グラフ

自動的に生成された説明

 法人税よりも個人市民税、市民一人一人に支えられていることです。

 今日の三本の要望は、別に川崎市だけが、どの自治体よりも早くやってくれという無理難題ではありません。他都市との遅れや、他都市で取り組んでいる事業を川崎市も同様に実現して欲しいという、市民の方々からの真っ当な声です。

 今後どのように実現していくか。

 市長選は終わったばかりです。私達は要求実現の要望があれば、調査し、議会で市にぶつけます。とことん議論します。しかしそれだけでは不十分です。中学校給食も、公害の街としてどす黒い空だった川崎市に青い空を取り戻したのも、決して諦めることをしなかった長年に及ぶ住民運動等が原動力でした。そして今日のテーマにあった住宅リフォーム助成も建設組合の方々が毎年粘り強く対市交渉という形で市との話し合いを続けていらっしゃいます。

 また何度も署名、陳情を届けられている小児医療費助成は、ついに、無理だ無理だと言っていた自民、公明党が、先の3月議会で助成拡充を市に求めました。諦めない住民運動が党派を超え、議会全体を動かし始めたこと、これは大きな一歩と感じています。

 民主主義は時間がかかる

 という言葉があります。変化は少しずつかもしれません。しかしぜひとも、今後とも力をかしてください。遠慮なく粘り強く声を上げてください。皆様と共に市民が主人公の川崎市政の実現のため、引き続き取り組んでいく所存です。

 もう一度、議長役の田鎖さん、そして川崎役をかって下さった中島さん、そして声を届けたくださった市民の皆さんに大きな拍手をお願いいたします。ありがとうございました。


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