日本共産党
川崎市議会議員(中原区)

市古次郎

ブログ
2019年11月29日

第5回市議会定例会代表質疑④多摩川緑地維持管理事業費について

多摩川緑地維持管理事業費について

歳出費 922,000,000円

(概要) 多摩川緑地維持管理事業費は、台風19号による多摩川河川敷の被害復旧工事を実施するための費用

多摩川緑地維持管理事業費について(担当 大庭市議)

 多摩川緑地維持管理事業費は、台風19号による多摩川河川敷の被害復旧工事を実施するため、2019年度分は約5億4600万円を計上し、2020年度の債務負担行為で3億7600万円、事業費総額は合計約9億2200万円の補正予算を組んで基盤整備を行うものです。今回の台風では野球のバックネット等、河川敷の施設も大きな被害を受けました。台風への対策はどのように行われたのか、復旧のめどについても伺います。

 今回の台風は、多摩川緑地全域にわたって、土砂やごみ・流木の堆積、施設の損傷や流失、洗堀によるでこぼこ等の被害が生じ、2年前の2015年の台風の被害に比べても、甚大であり、そのため予算規模も拡大しています。河川敷のスポーツ施設は、台風被害など受けやすい立地条件ですが、市民にとっては、重要な施設です。簡易な改修で済ませるのではなく、ダスト舗装等、スポーツにふさわしい環境の整備が必要と思いますが、今回の補正予算で整備が可能なのか、できない場合はどうするのか、対応を伺います。

答弁

 初めに、台風への対策につきましては、台風の接近前に、トイレ等の工作物の撤去やバックネットを下流側に倒し損傷を防ぐ等の対策を行い、被害の軽減に努めてきたところでございます。また、復旧の目途につきましては、現在、工事車両等の通行を確保するために、マラソンコースの士砂の撤去等を進めているところですが、今後、グラウンドの復旧等について、年度内に着手し、次年度にかけて工事を行い、機能が回復したグラウンドなどから順次供用を開始していく予定でございます。

 次に、運動施設等の整備につきましては、債務負担行為を含めた令和元年度補正予算や令和2年度当初予算により、それぞれの施設の機能を満たすよう、ダスト舗装などの原形復旧を行ってまいりたいと吉えております。

再質問

 トイレ等の工作物の撤去対策を行ったとのことですが、現在、最後の大会中の子供たちが一日でも早く野球の練習ができるよう、地元住民、ボランティアが協力して懸命に復旧整備に取り組んでおられます。また、普段からマラソンや散歩などで河川敷を利用される方々からも早急なトイレ再設置を求める切実な声が上がっています。事前の質問では二子地域から再設置を始めているとのことですが、他の地域はどのようなスケジュールで設置していくのか、伺います。

答弁

 工事車両等の通行が可能となったところから、関係局 と調整を行いながら、冠水の影響で汚水槽に溜まった水を抜く作業を進め、作業が終了した箇所からトイレの復旧を行っており、現在、 4地区6基のトイレを復旧したところでございます。 今後につきましても、汚水槽の水抜きや、破損した水 道の補修等を行い、設置可能となった個所から順次復旧 を行ってまいります。


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